オークション実例紹介

Episode 1:相続した不動産の売却

東京都下の住宅地にて、土地区画整理事業地を相続されたお客様の売却実例です。


土地面積は120坪。

宅地として売却を考えた場合、1宅地のままでは大きすぎて需要がなく、

近隣で最も需要・取引が多いのは、土地規模40坪前後。

市況を精査した結果、

近隣エリアにて戸建住宅事業を行う会社が高値の買手候補となり

約70社の候補リストへの営業後

上位3社が提示した価格をスタート価格としてオークション。

(70社が検討で、相場として最も多かった価格が5,500万円)

相手より高い価格でなければ買えないので、

必然、価格が競り上がり、予想以上の高値で落札となりました。

オークションはある意味、シンプルでわかりやすく、誰に対しても公平な取引と言えます。

わかりやすいこと。つまり、皆が「納得して売却できること」

これは、目に見えないが大きな意味を持っています。

もし、当該土地の売却にあたり

40坪前後の売却相場坪単価に売値を合わせてしまっていたら・・・?

現実的に買手が現れる可能性は非常に低く

いつ売れるのかも全く読めず

「(売れることを)祈るだけ」になってしまいます。

もし、長期間買手がつかず

徐々に金額を下げていって・・・

よくある不動産取引の慣習ではありますが

これは、大いなるリスクも内在します。

「物件がさらしものになる」

表現はよくありませんが

業界ではよく聞かれる言葉です。

長い期間情報を公開することは、

物件に対する買手の興味をそぎ、

結果、物件の価値を下げてしまうことになります。

売主様にとっては、大きな損失以外のなにものでもありません。

また、お金が必要となる期限が明確にある場合など、

期限が近づいてしまい、焦って安売りをしてしまう方も

実際に多く見受けられます。

オークション取引は、売主様をそのような損失から守ることにも繋がると実感しています。

Episode 2 :相続した賃貸マンションの売却

神奈川県西部、駅徒歩2分の一棟収益マンションを相続されたお客様の売却実例です。


当該案件は駅に近く満室稼動ということもあり

数多くの買手候補が手を挙げてきましたが

各社の価格目線に大きな差が出ていました。

こちらの決着も、弊社と売主様の予想を上回る価格での落札となりました。

このような収益物件もまた、

買手による価格差が大きくなりやすく、

オークションには向いていると言えます。

一般的な「早いもの勝ち」の取引では、

低い価格の買手に売却してしまう可能性が拭えません。

また、「入札方式」(※1社が1回だけ入札、一番高値の買手が交渉権を獲得)も

収益物件の場合には高値を期待できる取引と言えますが、

オークションと違う点がいくつか挙げられます。

・ 本当に買えるかはわからないので、買手が本気を出しにくい

・ 1番手と2番手以下の価格差が大きい場合で、1番手が買えなくなったときの下落リスク

(オークションでは、2番手がすぐ下の価格になるため、万一の保険の役割)

・ 情報の公開範囲がわからない

(無秩序に広がりやすい)

オーションとは、【似て非なるもの】と言えます。

オークションは万能ではありませんが、

その物件の、(高値)可能性を追求できる仕組み

の一つ、であるということを弊社は文字通り「実感」しています。

より多くの売主様に、この実感を共有して頂けるよう、

1案件、1案件、より高値追求の精度を高められるよう、

弊社スタッフ一同、真剣に誠実に取組んでおります。

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